利用者がつくる日本の福祉
利用者から支援者までみんなで一緒に考える講演会
主催:アソシア講演会プロジェクトチーム
1.福祉サービスの利用経験者(4名)
利用者が感じた体験話をぶっちゃけトークで聞くことができました!
・決断することの大切さを知った
→バスで通っていた日々が毎日、決断の繰り返しだった。
通い始めは、体調不良でも無理をして頑張って通っていた。
それが、体調不良で休むことや早退が決断できるようになった。
それからは、自分で決断することが他の面でも徐々にできるようになり、
就職することができた。
2.相談支援専門員と通所事業所との理想の関係性
◾️NPO法人おきなわ障害車相談支援ネットワーク
副理事 津波古悟さん
・相談支援専門員が続かない(前年度16人~20人辞めている)
・個別プランを立案するのが大変である。
・サービス管理責任者と相談支援専門員がお互いに相談ができていない。
・困難なケースを相談できずに、抱え込んでしまう。
・個別支援会議は難しい。
→学校や放課後デイの連携が難しい
・法人で相談業務が安心してできる環境を作って行く必要がある。
→家族支援、ご本人支援、地域支援を把握して調整する必要がある。相談員はご本人支援をメインになる必要があるが、それを相談員にすべて投げてしまうことがある。
・サービスが選べる時代になってほしい。
→門前払いになる保育園もある。サービスが増えてくると分断してくる。
・ケアマネの手法を高めていく必要がある。
→家族支援、地域支援をチームで進めて行くコーディネート力
・コーディネートに力をいれる必要がある。調整期間が増えれば、楽になる。仲間が増えれば、きついと思う時がある。仲間になっていない、調整ができていないから負担に感じる
・汗をかいて、連携を築いていくことが大事である。
◾️株式会社 ASSOCIA 代表取締役 神谷牧人さん
⚫︎第三者が入ることに気をつける
今はあまり聞かれないが、以前は本人を入れた面談に本人の意見を言わせないのか、言わないように配慮しているのか分からないが、本人が一言も話さないことがあった。
誰のためのプランなのか、わからないことがある。
→構成メンバー
⚫︎連携義務、紹介の義務 がすべてを相談員が押しつけられているのが現状である。
⚫︎制度が変わっても、業務以上に考えてやる人もいる。
例)病院の作業療法士がバスの移動で
本来の仕事を分かっておらずにただやっている事業所が増えていると思う。
→知らないで事業所を立ち上げて、仕事をしている達が多い。
⚫︎560名の担当で、40名のみアソシア、他事業所との連携をしていく。他事業所のトップ同士が仲を密にしていく必要がある。部下を守る、連携がやりやすくなる。
⚫︎神谷さんの得意分野(就労系)であるが、事業所で経験を積んでいた人が相談員をしていく方がプランを立てていく方がいいのでは。バックグランドも重要である。
最後は、主催者側の挨拶で
素直な意見や感想が会場のお客様を
笑いで包まり、閉会しました。