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地域子ども総合支援基礎講座(インクルーシブ教育推進OT育成講座)がスタート!

第1回 保育園・学校教育のシステムについて

浦添市教育委員会 学校教育課 ​​

特別支援教育コーディネーター 新崎毎子先生による講義が行われました。

◾️経験談

特別支援教育コーディネーターの「特別」は特殊学級の子どもだけではなく、

普通クラスにいる困り感のある子ども達も関わるので、子ども達の支援がさらに広がります。

講義の開始時、スライドが次に進まないハプニングに対して、

新崎先生が学校での子ども達との対応について話し始めました。

(抜粋)

この予想もしないことが起こった時は子どもに素直に子どもに

「ごめんね。どうしたらいいと思う。」と子どもに問うと

子どもが助けてくれたり、協力してくれることがあったそうです。

(新崎先生の役割は)

先生方がこどもとの関わりで工夫していることを整理の手助けが役割だと思っていました。

ある事例で

「◯◯さんは、集中ができないんです」と先生からの相談を受けていたら。。。

実は、骨盤がずれていた!?

ここに気づいたのは、作業療法士でした。

医療の視点を持っている作業療法士が関わると困り感(特性)に気づくことができると思います。

​​

◾️連携をしていくことの大切さ

「ひとりひとりの育む」

・他機関との連携は、切れ目のない支援を行う為に、とても必要である。

・保護者会、子どもたちの個々の成長を見守っていく必要がある。

→学校教育のミッション(使命)は、社会性(人との関わり)、認知面(国語、算数、理科、社会)を学ぶ環境を作っていくこと。

*勉強が分からないと、自己肯定感が低い。

席次よりも、楽しいんでいる方が重要である。

◾️外部専門家として気をつけること

1)ルール:1人の子供のために、共通言語を知る、その子の特性を共有する。

2)個人情報:保護者の知らないで守秘義務を守ることは大事である。

3)いろんな方たちが違う場所で支援が進むことはトラブルの元になる。

「できない」とは、言わないようにしている。どんな風にしたら、できる可能性があるのでは。こんなしたら、できる!という視点を是非、持って欲しいです。

批判からは何も生まれない。。。アイディア出し勝負をしていくことが、より幅広い子供が成長しやすい教育の場を提供していけます。

クラスの中で困り感のある子達がいると答える先生が、7%→12%と増加している。

困り感の見えない障害(特性)をどう見るかが重要です。

福祉、医療、学校と連携しながら、主人公である子供たちが生き生きと学校で、成長していける支援ができたらと思います。

次の講義は、

第2回 沖縄の子ども貧困対策計画

沖縄県子ども生活福祉部 子ども未来政策課 

喜舎場健太氏が講演をしてくださりました。

◾️貧困について

2年前に、子供貧困対策の施策に取り組んでいます。

まず、貧困について

*配布資料

29.9%→3人に1人が貧困

(相対的貧困)

この数字を調査するべく、いろんな視点から、地域で過ごしている人の生活を見てきました。

◾️相対的貧困の子供達の経験談

・誕生日にケーキを食べたことがない。

・過去に幼少期で、旅行に1度も1回に行ったことがない。

*沖縄県の取り組みの特徴は、

9万人の貧困の子どもたちにサポート体制を整えている。1人親の世帯も含まれている。

◾️保護者の働き

保護者の働きについて、沖縄は共働きの割合が多く、特に1歳児の時期から働く人が増えている。また、母親や父親が長時間労働によって、身体を壊してしまうリスクを高めるという点も考える必要がある。

今回、私たちの置かれている地域の現状をあらゆる視点から調査しているデータに衝撃を受けました。ゆいまわるとして、貢献できることを一つずつ進めていきたいと強く感じました。

◾️県がこどもの貧困対策の主な取り組みについて

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